暗い相談ごとをされたときはどう対処するべきか

「俺って仕事の才能がないかも。今の仕事やめようかな」
「また女の子にふられちゃったよ。やっぱりイケメンじゃないと付き合うことができないのかな」
なんて聞いているこっちまで暗くなってしまうような相談事をされたとき、あなたならどうしますか。

最近ネットワークビジネスなどでポジティブ思考というのが流行っています。なんでもかんでも相手のやっていることに対して『すばらしい』と連呼したり、自分たちの夢を語り合い、そのお互いの夢が絶対に実現できると言い合うアレです。確かにポジティブ思考はモチベーションをあげるのには役に立ちますが、暗い気持ちのときにポジティブ思考でズケズケとこられると非常に迷惑です。

悩み事を相談しているのに
「何、くよくよ悩んでいるんだよ。そんなに悩んでいると幸運の女神さまが訪れないよ。幸運の女神さまは明るい人間のところにやってくるんだから。気持ちを切り替えて前向きにいこうよ!」
なんて励まされてもイラッとくるだけです。

相手が悩み事を相談したときにポジティブ思考で対応するのはやってはいけない例ですが、もう一つ気をつけたい点があります。それは、自分の体験談を語りだす人です。

仕事で悩んでいる人に対して
「俺も昔は失敗ばかりで苦労したよ。でも、失敗することでたくさん学ぶことがあるんだよ。俺もたくさん失敗したからこそ、今の自分があるわけで、俺は今までたくさん失敗したけどまったく後悔していないよ。失敗は最高の学びだと思ってがんばりなよ」
だいたい、相手が悩み事を話しているときに自分の例をだして、自分もダメだったと体験談を語りだす人はいつの間にか自分の自慢話になっていることが多いです。気をつけてください。

では、相手が悩み事を相談してきたときはどうすればいいのでしょう。私なら、相手の話を聞くだけで、特にこちらから解決策を提案することはありません。一番大事なのは、相手の気持ちを理解してあげることです。そして相手が今抱えている暗い気持ちを存分に吐き出させる場所を作ることが大切だと思います。

みなさんも失恋したとき、友だちに相談して、その友だちが聞き上手だと案外立ち直るのが早かったということはありませんか。ネガティブな気持ちを吐き出すことで、次の新しい一歩を踏み出すことができます。相手が悩み事を相談してきたら無理に解決しようとせず、相手と同じ気持ちになって話を聞いてあげることです。

一番最初の例だと
「俺って仕事の才能がないかも。今の仕事やめようかな」
と話しかけられたら
「そんな今は不景気で仕事見つけるの大変だよ。もうちょっとがんばろうよ。」
なんて励まさずに
「仕事辞めようと思っているんだ。」
とこちらも相手の暗いテンションにあわせて、ちょっとつらそうな顔で言います。すると、相手は続きを話してくれます。

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