日常会話は気持ちのキャッチボール

会話は言葉のキャッチボールといいます。相手の言葉を受けて、こちら側もその言葉に合わせた言葉を相手に投げ返す。そうして会話はキャッチボールのように続いていくという意味です。

では、日常会話の場合はどうでしょう?日常会話で大切なのは、言葉のキャッチボールではなく、気持ちのキャッチボールだと思います。論理的な文章のつながりは日常会話では必要ありません。日常会話をしているとき、ちょっとした言葉づかいの間違いを指摘されると腹が立ちます。

もちろん、ビジネスでは上下関係によって丁寧語、尊敬語、謙譲語などを使い分けなければいけません。これは情報のやりとりであり、言葉のキャッチボールであると思います。

言葉づかいが悪くても、10代の若者たちは仲間内で楽しそうに会話をしているのを電車の中やファミリーレストランでみかけます。彼らは自分の気持ちをオープンにしながら、気持ちのやりとりをしているのです。

あなた自身、会話が盛り上がったときのことを思い出してください。そんなときは、情報のやりとりをしていましたか?気持ちのやりとりをしていましたか?情報のやりとりをしているだけでは、楽しい会話は生まれてきません。

楽しかった・悲しかった・感動した・むかついた、などの気持ちを含めて会話をすると、もっと日常会話が楽しいものになります。

何か会話が盛り上がらず、どうしたらもっと楽しく友だちと会話ができるのだろうと悩んでいる方は、ぜひ心をオープンにして自分の気持ちをちょっと相手にさらけだすような会話ができるようにしてください。今よりずっと楽しい会話ができるはずです。

ただし、田舎のおじいちゃんが死んで悲しい、隣の家から火がでて自分の家まで全焼してしまい困っているなど、相手がびっくりするような大きな感情を伝えるのはひかえましょう。

相手がびっくりしない、ちょっとクスッと笑えるような気持ちのやりとりがいいと思います。たとえば、電車の中で前に座っている人が降りようとしたから座ろうとしたら、自分の隣に立っている人が横から割り込んできて座りむかついた、などはどうでしょう?

マイナスの気持ちでも、このように相手がびっくりしない程度であれば、
「俺もそんな経験がこの前あったよ!」
と同じような話を聞き手が始めて、会話も盛り上がるかもしれません。

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