相手の気持ちを大切にしよう

会話が続かないという人の相談にのっていると、
「聞くことはできるけど、話すことがうまくできない」
という声をよく聞きます。

ですが、実際にそのような人たちと会話をしていると、話すことが下手なだけでなく案外、聞くことも下手な人が多いのが現状です。自分では聞くことはできると思っていますが、実際には上手に聞くことができていません。

聞くときのポイントは相手の気持ちを大切にすることです。

たとえば、
遅刻した同僚
「朝寝坊してしまって、電車に乗り遅れたよ。朝から上司が怒られて最悪な気分だな」
と同僚が言ったとします。

こんなとき、どのように返事をすればいいのでしょうか?
Aパターン
健太君
「どうして遅刻したの?」

遅刻した同僚
「昨日の夜、大好きなハリーポッターの映画を見てたら、ついつい寝るのが遅くなって」

健太君
「やっぱり仕事に影響するから、映画を見るなら金曜日の夜か、休みの日がいいね」

遅刻した同僚
「やっぱりそうだよね」


Bパターン
「朝から上司に怒られると、気分滅入るよね」


Cパターン
「そんなことより、この前の企画についてだけど・・・」



さて、まずAパターンです。会話が盛り上がっているように見えます。これは男性によくあるパターンで、相手の問題を解決してあげようとアドバイスしています。しかし、遅刻した同僚は、上司に怒られて辛いという気持ちを抱えてあなたに話しています。でも、健太君は同僚の気持ちに焦点をあてず、遅刻の原因を探り、その原因に対してアドバイスをしています。

聞き上手だと勘違いしている人の中には、このタイプが多いので気をつけてください。

正解はBパターンです。まずは相手の気持ちに共感します。聞き上手になるためには、相手の気持ちを大切にすることが大事です。

Cパターン、これは論外です。相手の話を無視して、自分の話したいことを話しています。これでは、最低限の人間関係を作ることもできないでしょう。

相手が気持ちをこめて話をしてきた場合、その気持ちを引き出せるように聞くことがポイントです。次の例をみてください。
愛子さん
「東京ディズニーランドに行ってきたよ!」

愛子さんが嬉しそうにあなたに話しかけてきました。こんなとき、どうすればいいでしょう?

「東京ディズニーランドってどこにあるんだっけ?」
「東京ディズニーランドで人気のキャラクターはやっぱりミッキーマウスかな?」
このようにいきなり質問してはいけません。しかも、全く感情と関係のない情報です。このような質問は相手の気持ちを早朝していないので相手もあなたと話していて楽しいという感情にならない可能性が高いです。

やはり相手の気持ちを大切にした相手の感情を引き出せるような質問、相づちをすることが大切です。たとえば、自分も楽しそうな表情で
「え~いいなぁ~どうだった?」
のように質問します。

相づち、質問の仕方は人にそれぞれ違うので、このようにしなさい、というのはありません。ですが、相手の気持ちを引き出せるように質問・相づちをうち聞くことが大切です。話し上手の人は、自分の遊園地に行ったときの話や今まで行った遊園地で一番のオススメはココなど、相手の話を奪わないように注意してください。

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